金沢区にある花屋ラフルールのお花教室です。
今回は初級クラスの全15回の中にあるカリキュラムの一つ、「スパイラルブーケの組み方」について
スパイラルブーケが簡単に組めるようになるお花教室
皆さんは花束のプレゼントをいただいたときに、ラッピングを解いてお花を取り出し、茎を束ねてある輪ゴムを外すとき茎が同じ方向に束ねられて螺旋状に広がっている様子を目にしたことがありませんか?
これは花屋になるとまず習得する技術で、お花を綺麗にふんわりと束ねたり、ラウンド型(お嫁さんのブーケみたいに!)丸くコロンと束ねたりするための、花束やブーケの基本となる組み方です。
*ところで、もらった花束は輪ゴムを外して、茎を一度切り戻し綺麗なお水にお花を入れてあげてくださいね。お花の茎を傷めず長持ちさせるコツです。
このスパイラルブーケが組めるようになると簡単に花束が作れるようになりますよ。
スパイラルブーケの組み方 ラウンド型 手順
1お花の下準備
下葉を取り除きましょう。長すぎる茎は作業しにくいので少し切ってしまいましょう
2頂点になるお花2~3本を持つ
ラウンド型のブーケの一番頂上にくるお花をまとめて持ちます。この時、持っている場所が支点となり、この支点から頂上までの長さがブーケの半径になります。
3常に同じ向きに茎を添わせながらお花を足していく
お花を1本入れたら、クルっとブーケを時計と反対周りに少し回します。回したらまた1本、お花を足します。
ここから4~5本を入れたところで、支点を持っている手を少しだけ下にずらします。ほんの少しだけ、3㎝くらいかな。ここからもう支点はその1点に決定!もう手をずらして支点を変更しません。この、少しだけ支点を下におろすことで、コロンとした丸みのあるラウンドブーケができます。
4残りのお花を1本ずつたしていく
ブーケを反時計回りにクルっと少しずつ回しながら1本ずつお花を足していきます。この時、全体像を眺めながら丸く丸くなるようにお花の頭の位置に気を付けながら足していってください。「丸くなれ~丸くなれ~」
この繰り返しで全てのお花を入れていきましょう。クルックルとブーケを回しながら何周も何周もしながら丸いフォルムに整えていきます。
5出来上がり!そして微調整
飛び出しているお花は下から茎を引っ張り下げましょう。逆に埋もれている、低すぎるお花を花首をもって上にやさしく引っ張り上げましょう。
可愛く丸いスパイラルブーケの出来上がり!