ラフルールのお花教室の特長である「自分でお花を選ぶ」練習は中級クラスから始まります。これは、花屋のなかで開催しているからこそ可能なカリキュラムです。事前に用意されたお花ではなく、その日のテーマに合わせて自分でお花を選ぶ練習をすることで、近所のお気に入りのお花屋さんに行って気楽に買い物し、お花のある暮らしを楽しめるようになります。
お花教室で学べる事・身につくこと
今回のテーマは「縦長にアレンジする」
普段は丸いフォルムのアレンジをしがちな自分の癖というか好みがあると思いますが、今回は「作る形」を指定して、いつもと違うタイプにチャレンジしてもらいました
自分のスタイルを確立しよう!
自分の好みやスタイルがあるのは当たり前。ただ、「これしか出来ない」「いつも同じ感じになっちゃう」ではなく、
いろんなことが出来るようになったうえで、自分のスタイルを確立してみてはいかがでしょうか?
だから中級クラスでは、生徒さんそれぞれの癖を把握し、いつも作りがちな形とはあえて違う形を指定してアレンジしてもらうことがあります。
↓こちらは中級生徒さんの作品↓
縦長のフォルムで幅30㎝以内に収め、高さを強調したアレンジになっていますね
自分でお花を選べるようになろう!
中級クラスはテーマに沿って自分でお花を選びます。これを繰り返すことで、近所のお花屋さんに行った時にもスムーズにお花を選んでご自宅で楽しめるようになりますよ(^^)
↓こちらは初級クラスで
同じテーマ「縦長にアレンジする」↓
初級クラスのお花はこちらで全て用意します。いろんな役割を果たすお花を組み合わせていますので、初級の間にお花の持つ特長別の役割分担を学びましょう
それそれのお花がもつ役割分担を知ろう!
入才の葉は刀のよう。スッと伸ばして凛々しく。
ガマは沼地に咲いている時のように、真っ直ぐ立てています。
今回のテーマは縦長なので、横幅は30㎝以内としました。写真のアレンジは実際測ると幅36㎝でした(^^) ま、高さが充分出ているので良し◎
低めの位置には柏葉アジサイ。ボリュームもあり、中間から低い位置にかけて、安定したバランスをもたらします。
茶色のひまわりは、主役顔。中央よりに高さを変えて配置しています。
そして、飛ばして遊べるフワフワ、軽い系のお花たち。
今回はアストランチアなど。
お花の組み合わせには、
①主役 ②脇役 ③葉っぱ
がありますが、脇役の中には
①たっぱの稼げる大振りの名脇役
②飛ばしてニュアンスを出せる名脇役
がいます(^^)
名も知らないお花たちでも、1本だけをテーブルに生けてもすごーく素敵に見えますよね。お花じゃなくても葉っぱでも◎
それはお花がそれぞれに特別な魅力を持っているからでしょうね。